いつも御覧の皆さま、有難う御座います。万代です。
今回は新郎様のタキシードの御注文が続きましたので御紹介させて頂きます。
明日から6月という事で、昨今の状況により延期されていた結婚式を行う方もいらっしゃるのではないでしょうか
大変な時期ですが、これからの将来を2人で乗り越えていこうとする新郎・新婦様からは逆にこちらが勇気を貰えます
そんな人生で大切な日に着用される服をバロンズで注文頂けることは大変誇りです。
さて、早速掲載の許可を頂きましたので御紹介致します。
お1人目は定番の黒・・・ですが普通の黒生地では御座いません。イヴ・サンローランのヴィンテージベネシャンです
モードの帝王と呼ばれ数々のスタイルを生み出したあのYSLの服地でお仕立て致しました。(余談ですが元々はモード小僧でした)
正直申し上げると、昔はただライセンス契約で、どこにメゾンの意思があるんだ?なんて生地もあったのですが
今回の生地は打ち込みもしっかりして、良い意味で重さも有る重厚な生地です。また、最近少ないベネシャン織の適度な光沢が1クラスも2クラスもレベルを上げてくれています。
こちらのお客様は体格がガッシリされているので、ショールカラーもやや太目で御提案しております。
シンプルだからこそ、御本人の体型や生地の質感が際立つ仕上がりになったのではと思っております
さて、続きましてはこちらのお客様です。
ミッドナイトブルーのタキシードです
某スパイ映画からインスピレーションを受け、御注文を頂きました。
生地はスペイン王室に縁のあるエスコリアルウールを使用し、拝絹は黒を用いる事でコントラストが生まれています。
衿型はピークドラペルを採用しているのでシャープな印象が素敵ですね
御無理を言って小物類も一式お持ち頂き、撮影させて頂きました。その際、アルバートサーストン社製のブレイシーズもお求め頂き、隙の無い着こなしにインスピレーションを受けられた某スパイが重なり見えました
お二人様ともスタイルが全然違いますが、やっぱりタキシードは格好良いですね!
男性のフォーマルはあくまでパートナーの引き立て役であるべきと理解した上で、個性がにじみ出る様な服を仕立てられたのではと思います。
最後になりますが、人生の門出にレンタルではなく自分だけの一着を是非バロンズに御用命下さい。きっと素敵な一日になるお手伝いが出来ると思います
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